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地中海のための連合

地中海のための連合は2008年にフランスで行われたもので、地中海を挟んで向かい合っているヨーロッパと北アフリカの国々が加盟し、安全保障などについて話し合いました。しかし、この連合の本質はそれとは異なっていて、ヨーロッパ経済と北アフリカ経済の関係強化にありました。

以前よりヨーロッパ諸国は北アフリカの持つ資源と労働力を求めており、北アフリカもまた先進国の技術を欲していました。ですから、この連合はヨーロッパと北アフリカにとって、大きな経済効果をもたらすと期待されています。

35時間労働制

フランスには週の労働を35時間と規定する「35時間労働制」が存在している。この制度の導入以降、フランス人の労働時間は少なくなりましたが、それに伴って国内の生産性も下がってしまいました。しかし、一方でEUの中でもダントツに出生率が高くなったというメリットもありました。