経済大国－中国

中国では労働コストの安さから安価でモノを作ることができるので、世界中で使われる多くのモノが中国で作られています。生産量を分野別に見てみると、農業製品や工業製品の生産量は年々上昇していますが、特にIT製品の生産量が急激に伸びています。

中国はこの巨大な生産力によって、2010年にはGDPが世界2位になり、世界から注目される市場となり、世界中の企業が中国市場に進出して、中国人をターゲットとしてサービスを始めました。

沿岸部と内陸部

北京市や上海市などを中心に、沿岸部が栄えた事で経済大国に成長した中国ですが、成長が見込めそうな沿岸部だけを優先して改革したために内陸部との経済格差が拡がりました。

また、中国では内陸部と都市部で戸籍が区別されているために、住民の移動が行われないことも原因となっています。