HOME米国・カナダの経済 > 反アメリカの南米

反アメリカの南米

南米では、ベネズエラのウゴ・チャベス政権やボリビアのモラレス政権など社会主義政権の国が増えてきており、アメリカの経済に対抗する動きが強くなってきています。特にベネズエラは、反アメリカ思想の代表格であるウゴ・チャベス氏が大統領なこともあって、周辺国を援助しつつも反米の輪を広げるなど、その流れの先頭に立っています。

南米は12カ国によって南米諸国連合というEUと同様の組織を発足して、アメリカの経済に対抗しようとしています。

メルスコール

南米では南米諸国連合が発足し、EUのように経済面と政治面で加盟国がまとまろうとしています。また、南米はアメリカ経済からの独立を目指して、南米独自の関税同盟「メルスコール」を作り上げました。メルスコールは加盟国の経済成長率を上昇させるなど、高い経済効果を発揮しています。